40代女性の様々な体験談を紹介していきます。
皆さんに合った対処法が見つかるかもしれませんので、似たような症状があれば参考にしてください。
40歳中頃、ＯＬの体験談です
40代から始まる更年期の体験談を身近な人たちから頻繁に聞いていたので、予測はしていましたがいざ自分が経験してみると人により症状が違うことが分かりました。
私にとって大変だったのはのぼせの症状です。
冬なのに、少しでも暖房が効いている暖かい部屋に入るとすぐにのぼせてしまうのです。
周りの人は寒がっているので、暖房を止めてもらうわけにもいきません。
自分一人だけ汗を大量にかいてしまい恥ずかしい思いをしました。
そうした症状があるので、電車に乗ったり人前に出ることを考えるだけでも緊張し怖くなってしまいます。
試して症状が楽になると感じたのは、冷却シートを額に貼ることで、そうやって日中過ごすとのぼせることが減りました。
外出時は目立たないように、帽子をかぶって冷却シートを隠すようにしました。
冷却シートが使えない時は、スカーフをする感覚で保冷剤をハンカチで巻き首筋に当てるのです。
そうするとほてりやのぼせが少し楽になりました。
更年期は一時的なもので、ほとんどすべての女性が経験すると自分に言い聞かせ落ち込まないようにも努力しました。
周りの友達に話を聞いたところ、同じような症状があると知って安心しました。
乗り切るためのアドバイスをもらえたり、相談して悩みを共有できたのも良かったです。
人により症状が違う更年期障害ですが、自分なりの対処方法を見つけていくのが大切だと思います。
疲れたら無理をせず、すぐに休むことも私なりの対処方法だと思っています。
監修医師からのコメント
女性特有の更年期で困る症状の代表的なものは、やはりのぼせと発汗ですね。
特に発汗は真冬でもおこるもので、周りの人から不思議そうに見られることもあります。
この方がされていたように、冷却シートを使ったり保冷剤を使うことも良い方法だと思います。
また更年期は一時的なものと割り切って気分を切り替えて、おちこまずに生活していくことも重要だと思います。
ホルモン治療は非常に効果的ですが、そこまでしたくない方は当帰芍薬散などの漢方薬を使ってみてはどうでしょう。
また女性ホルモンに似た作用がある大豆イソフラボンのサプリメントもお勧めです。
