女性は40代になるとシミが増えてきますが、シミの種類に合わせた対策をしていくことが大切です。
働く女性は忙しい生活を送っているためスキンケアに費やす時間がそれほどないかもしれません。それでもシミ対策に効果的なスキンケアのコツを押さえるならシミを改善することができます。
シミには種類があることをご存知ですか？
鏡を見たときに、頬の上部分に色素沈着のようなシミが見つかるかもしれません。比較的広い範囲にでき、左右対称に現れるこのシミは肝斑と言います。
肝斑は女性ホルモンのバランスの乱れで生じるシミで、女性ホルモンが減少してくる40代に現れやすくなります。
また老人性色素斑というシミもあり、多くの女性はこのシミによって悩まされているかもしれません。なぜかと言うと、老人性色素斑はシミの境目がはっきりとしていて目立ちやすい特徴があるからです。
シミには他にも、脂漏性角化症や炎症性色素沈着などの種類もあります。
脂漏性角化症は皮膚が盛り上がってしまうので早めに対策を講じたいシミです。
炎症性色素沈着は吹き出物の跡がそのまま肌に残りできてしまうタイプのシミです。
女性ホルモンの乱れが関係する肝斑には、ホルモンバランスを整えることで対処していきましょう。
生活習慣の乱れを改善すること、例えばバランスの取れた食生活と十分に睡眠を取ることを心がけてください。
喫煙や過度のアルコール摂取はホルモンバランスを崩してしまいます。
その他、定期的に運動をすることとストレスを溜めないこともホルモンバランスを整えるのに役立ちます。
老人性色素斑は、肌のターンオーバーが遅れるとメラニンが排出されにくくなりできることがあります。このシミに対処するには、ビタミンC誘導体が配合されている美白化粧品を選ぶと良いでしょう。
ビタミンC誘導体はメラニンの生成を抑えてくれる働きがあります。化粧品を美白効果のあるものに変えるだけでシミ改善の効果が期待できますね。
いぼのようになる脂漏性角化症は、大きくなると美白化粧品を使用しても改善されません。この種類のシミができてしまったなら、レーザーによって取るか凍結治療を受けることができるでしょう。
炎症性色素沈着は吹き出物が跡に残りできてしまうので、吹き出物ができた場合は不必要に触らず炎症を悪化させないことが大切です。洗顔時にも肌に刺激を与えないようにやさしく洗いましょう。
炎症が起こった部分に紫外線が当たるとメラニンが生成されシミができやすくなります。そのため日傘をさしたり帽子やサングラスを使用するなど、紫外線対策にいつでも気を配る必要があります。
どんな種類のシミであれ紫外線を浴びると悪化してしまうので、UVカットクリームをこまめに塗りシミ対策をしていきましょう。
40代になってできるシミの種類は、女性ホルモンの乱れや炎症の悪化、紫外線によるものなどさまざまです。
ホルモンバランスを整え、美白効果のある化粧品を使用して対処していきましょう。